こんにちは、工務部の大島です。

今回は地盤調査についてお伝えします。

地盤調査は、家を建てる前に必ず行います。

スウェーデン式サウンディング試験！

スウェーデン式サウンディング試験とは地盤調査の方式のひとつです。

地盤にロッド（鉄の棒）を垂直に刺して沈み方から地盤の硬軟や締まりを調査します。

写真のような機械で5点、敷地の4隅と中央を調査していきます。

地盤調査の手順

①ロッド線単位スクリューポイントを取付、調査ポイントに鉛直に設置します。

②ロッドに5㎏の荷重をかけ、スクリューポイントが地盤に沈むか確認します。沈まない場合徐々に荷重を増やしていきます（5㎏→15㎏→25㎏→50㎏→75㎏→100㎏）。沈んだときの荷重と貫入した距離を記録します。

③100㎏でも貫入しない場合は、荷重は100㎏のままロッドを右回りに、25㎝貫入させるのに要する半回転数を測定し記録します。

④測定中はロッドから伝わる音や感触も記録します。

⑤測定終了後、ロッドを引き抜き、付着している土の状態や異常の有無を調べます。

以上の手順でN値、長期許容支持力度を算定します。

地盤調査で強い地盤であることを確認して安全な家を建てることができます。

家づくりには多くの手順を踏むのです。

まだまだ暑い日が続いていますが皆さん熱中症に気を付けていきましょう。

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