設計部 石原です。

よほど特殊な事情がない限り、冬は暖かく、夏は涼しい家に住みたいと思うのは当たり前のことだと思います。

そのためには「断熱性能」が重要なポイントになってきます。

断熱性能が高ければ、熱の出入りだけで言えば、

夏は外の熱気が入りにくく、冬は室内の熱が外に逃げにくくなってきます。

それによりエアコンの消費電力、電気代が節約できますし、そもそものエアコンの台数も少なくて済みます。

お家の断熱性能を示す指標として、「UA値（ユーエーち）」というものがあります。

UA値とは、「外皮平均熱貫流率」の値のことで、

外皮面積1㎡あたりの住宅の内部から外部に逃げる熱量を示したものです。

外皮とは外壁、屋根、天井、床及び玄関ドア・窓など外気と室内の境界を構成する部位のことです。

逃げる熱量なので数字が小さいほど断熱性に優れることになります。

（画像：住宅省エネルギー技術講習設計テキストより抜粋）

このUA値、慣例的に使われているものではなく、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律（建築物省エネ法）」に基づく国の公的な指標です。

ひと昔前は断熱性を示す指標としてQ値というものが使われていましたが、法改正により考え方・計算方法が変わり、UA値に移行されました。

弊社が建てさせて頂いたお家だと、間取りや仕様タイプにもよりますが、0.30台～0.50台の値になることが多いです。

ややマニアックな話になってきましたが、断熱性能やUA値、気になる方は弊社スタッフまでお気軽にお問合せください。

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