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2021.04.04
お知らせ

木造住宅に一級建築士は必要なのか。

昔ほどではないですが、日本は学歴社会のイメージが強いです。ただ昨今は大学卒=優秀=就職の流れが崩壊してきたと言われています。

 

私は高校中退の最終学歴は中学卒。職人さんたちの学歴も中卒あたりが多いような気がします。

新卒採用をしている上で、学歴が重要なのではなく、高校、大学に通う中でどう勉強なら勉強に対して努力したか?はたまた一人暮らしを経て、どう自立への準備ができたか?が重要なんだなと分かりました。

学歴が全てであれば、中卒の大工さんは図面は見れない、寸法は理解できない、材料の厚みを測って計算できない。つまり、家を造る大工工事が出来ない。という事になります。

工事中のお客様は弊社の大工さんと触れたり、話したりしてご存知かもしれませんが、頭が良い人が多いと思います。ただ、職人らしく子供っぽい所はありますけど・・・(笑

 

私も少年期は勉強の目的が見出せず、避けてきておりました。

 

しかし、この仕事が好きでもっと家を建てたい、もっと良い家をつくりたい。と思った時に【資格】や【許可】が必要になります。それで初めて勉強が必要という事に気づいたのが20代後半なのです。。。

 

弊社は大卒出の社員も多いのですが今更、私に学歴は手に入りません。しかし、知識と資格、許可は欲しいです。

ですので、現在は一級建築士の勉強をしつつ、独学では苦手なので学校にも通ってます。

学校へは水曜日のお休みは丸一日、火曜の夜の週二日。自宅では1〜2時間程度の勉強(まだ足りてません)と絶賛、学生気分を味わってます。

 

一級建築士は主に特殊建築物と呼ばれる学校、病院、デパート、ビル等のコンクリート造や鉄骨造の事がメインです。

私たちの仕事の木造住宅に一級建築士は必要あるのか?と言われたら必要はないかもしれません。

しかし、知識は無いのは罪に等しいですが、ある分には絶対、損はしません。建築知識、技術において悪くはならない、より向上する。という事です。

 

仕事や人間関係は何年経っても、【答え】が見つからず、悩む人も多いかと思いますし、一生勉強かと思います。

ただ、学問の勉強は【答え】が決まっているので、やったらやった分だけ手応えを感じやすく、この歳になって勉強の楽しさが少し分かった気がします。

 

P.S

試験の合否はまたお知らせします(苦笑

 

 

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