先日、S様邸で上棟を行いました。
天候を心配しておりましたが、見事な晴天🌞
上棟日和となりました!
上棟前には、「土台敷き」というとても大切な工程があります。
土台敷きとは、基礎の立ち上がりに土台を設置し、
土台に大引という部材を架けていくことで1階床の
骨組みを作る作業です。
土台は基礎の上に直接乗せるのではなく、
基礎と土台の間に基礎パッキンという部材を
挟んでいます。
基礎パッキンを採用するメリットとしては
①基礎の外周面で空気を取り込めるため安定した
床下換気が行われる
②基礎に換気口を設ける必要がないため、基礎の強度を
保つことができる
③床下に害獣が入りにくい
などが挙げられます。
昔の基礎には換気口が開いているイメージがあると
思いますが、基礎パッキンを用いることで
上記のメリットが生まれ、今では基礎パッキンが
主流になっています。
基礎パッキンを敷き、土台や大引をその上に
敷いていくのですが、その前にまだ重要な工程が
あります。それは防蟻材を塗ることです。
シロアリから家を守る大事な作業ですね。
塗った部材は緑色に染まりますが、これが
シロアリから家を守ってくれています。
そして、いよいよ土台を敷いてアンカーボルト
という金物で基礎に緊結していきます。
土台同士の継手や土台と大引の仕口には
昔ながらの工法が用いられています。
今では機械が加工してくれますが、
昔は継手なども手作業で行っており、
改めて職人さんの技術はすごいなと感じます。
以上の様に上棟の前には、その名の通り
家の土台を作るとても大切な工程があります。
家の骨組みの最初が見られるので土台敷きを見てみる
のもすごくおもしろいと思います。
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