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代表ブログCEO Blog

2022.03.24
けいぽんの日当たり良好 - 社長ブログ

プロならではのお家を見るポイント(初級)

今日は少し真面目なお仕事のお話と申しますか、

弊社の見学会は勿論、他社様の見学会でも、

プロならではのお家を見るポイント(初級)をお伝えします!

今回は、

弊社で実施しております『社内竣工検査』時の画像を

例に挙げてご紹介いたします。

 

例えば、こちらの押入れ。

中段付きで便利。

しかも、スノコなので湿気も溜まりにくい。

(押入れは空気が動きにくいので湿気やすい)

 

枕棚もスノコ。

そして、ハンガーパイプ付き。

壁は桐材を使用しているので、

どちらかと言えば豪華さや

便利さに目がいきます。

 

 

パッと見える部分、

例えば板と板の隙間が歪んでいる、

空きすぎている。というのは別問題としまして、

本当の大工さんなら、

通常は綺麗で当たり前です。

 

それで終わってはなりません。

例えば、

中段の裏側をチェック。

見学会であまりに露骨にすると嫌がられるかもしれませんが、

見るに越したことはございません。

見えない、見えにくいからと言って、

受け桟と前框が空いていないか?

要は木材と木材がガッツリ隙間がある。

斜めっている。

ビスが綺麗に打ち込めていない。

などなどをチェック。

 

こちらは、見学会時には

痛めてしまってはいけないので、

ご自分ではされない方がよろしいかと存じますが、

『床下点検口』

第1種換気システム等、『澄家』などの機械部分の点検口とは別の

定期点検等に床下をチェックする、

床下点検口がポイントです。

カメラを奥に入れると暗くて見えにくいので、

敢えて入口部分の画像を使用しておりますが、

先ず床下が清掃できているかどうか?です。

配管勾配、基礎と構造材の緊結、

人通口の位置、断熱材の欠落等は、

チェックポイントの中級から上級になります。

 

こちらは無垢の桧の柱。

しかも無節。

社内検査後ですので、

マスキングテープでチェックされています。

よくよく見ると少し凹みがございます。

工事中は養生カバーをしたり、

大工さんも気にかけてくれているのですが、

他業種の方々も出入りする過程でも、

どうしても小傷は避けれません。

(お客様にお渡しする前にはリペアさせて頂いております)

 

 

みんな大好きニッチ(飾り棚)

こちらにもマスキングテープがビシッと貼られてます。

近くで見てみますと、

模様とは違ったクロスの膨らみ。

多分、言われない限りは

気付く方もおられないと思います。

厳しくて当たり前ではありますが、

うちのスタッフの検査も細かい。

 

こちらのお宅は桧の無垢床。

正直申し上げますと、

大工さん、入る業者さん、施工管理者によって、

竣工検査時の傷の数が違います。

めちゃめちゃ丁寧に清掃とかする大工さんの現場は、

竣工検査時に床の傷が数ヶ所。

通常は10ヶ所前後。

この傷が20以上の大工さんだと、

弊社ではお願いできないレベルです。

 

無垢床材で数ヶ月の工事を経て、

傷が数ヶ所は全国でもトップレベル物です。

 

 

こちらは空気の流動を手助けする欄間開口。

何やらテープがありますが、

ここは塗装のタッチアップ忘れですね。

といったように、

見学会などでも、

こちらの初級編程度は、

意図的にご覧になられた方が良いかと思います。

過去に建築工事を経験されていた、

器用でご自分でされる親御様などは、

さりげなく見学会等でご覧になられておられます。

 

皆様の家づくりのご参考になれば幸いです。

 

 

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