四国中央市でお家の完成見学会ならクリエイト伸。

いや、愛媛県で一番と言っていいほど、

見学会を開催させて頂いている自信もございます。

ひとえにお客様のご協力が半端ないということ。

そして想いをカタチにした自慢できるお家であること。

だと自負しております。

さて、今回の完成見学会のお家。

出会いは４年前。２０１９年。いわゆる令和元年の秋でした。

大人気のOB様宅の見学会へご来場くださったのが、

きっかけでございます。

ちょこっとご紹介させていただきますと、

無垢の木をあしらった素敵なキッチンと、

カップボード。

床は水や油がこぼれても安心なように

Ｐタイルを施しております。

 

『ここは三角にしたいんです！』

という通路を通ると、

あったらいいなのランキング入りする

奥様御用達のパントリー&家事室。

 

もちろん、太陽に素直な設計という観点では、

南側の採光を確保しつつ、

日射を遮蔽（遮る）庇を限界ギリギリで施工。

※真夏は朝陽、夕陽を遮るためにアウターシェード、

もしくはすだれ等が効果的です。

夏は小屋裏に仕込んだ小屋裏エアコンで涼しく快適に。

冬は階段下に仕込んだ床下エアコンでポカポカ。

エアコンの効き具合を発揮するために断熱性能は勿論、

家の隙間（気密）も大切になります。

夏の日射計画は当然としまして、換気計画も重要です。

何かが欠けていたり、バランスが悪いとエアコンの効きが悪いです。

 

と、本当に素敵で快適なお家に仕上がったのですが、

なんと足掛け４年の家づくり。

初期から弊社にお申し込みくださり、

ずっと待っていてくださったのには、

訳がございます。

川之江駅のすぐ近く、駅通りに面した

老舗のほそ川さん。

その昔は細川食堂だったそう。

この度、お店を解体してからの

ご新築だったのですが。。。

当然、アーケードとくっついている。

お隣との建物とも、

ほぼほぼ隙間がない。

大体の業者さんが見たら、

『いや、無理やろ』

となるなる。

 

何なら、ご実家との間は、

もっと狭い。

もしくは、ほとんどくっついている。

今だから言えますが、最初は

ほんとヤバい、できるんかな？

って正直に思いました。

 

しかしながら、

ご依頼を受けて出来ませんは、出来ません。

何としてでも目的は遂行します。

ただお客様をはじめ様々な方々の協力が必須。

建て替え解体の場合、

先ず大変なのは、

お客様ご家族の片付けが大変。

 

そして、

商店街なので、

バリバリにバリケード。

解体中はゴミの飛散等でご迷惑を

おかけするかもしれないので、

日中のみならず毎晩、

スタッフがランニングがてらにパトロールも

してくれていました。

 

内部は手壊しと言いまして、

人力作業で壊して、

廃棄物を持ち出します。

建物がRC造（鉄筋コンクリート造）の三階建て

でしたので、人間より大きいサイズの『ハサミ』で、

ガリガリとコンクリートを割ってゆきます。

 

とんでもないコンクリートの量と鉄筋の量。

不適切な表現かもしれませんが、

本当にまるで被災地のような現状になります。

この後、整地した上で

造成工事（分譲地のような状態に近づける）をします。

 

また物理的な難易度の高さの上に

法的にも厳しい商業地域の準防火地域。

『延焼の恐れの範囲』に該当すると、

簡単に言えば普通皆様がお使いになられる窓、

つまりサッシがダメなんです。

防火認定を受けた窓は高額。

その他も方法はあるのですが、

できれば間取りはご希望に沿って、

日射検討した窓の配置が理想。

その上で出来るだけ延焼ラインは交わす。

と出来るだけお客様に好条件で設計しようとすれば、

難易度は高いです。

※よくある省令準耐火構造とは違います。

 

そんなこんなを乗り越えて、

ようやく棟上げ。

お子様とご自分のお家を眺める後姿に

ようやくホッ一息。

そこからは、皆様と同じような家づくりが進められ、

棚であったり、ニッチであったり、

コンセントの位置などテキパキお決めになられて

おられました。

真夏の暑い日に外構（庭）の打ち合わせも完了し、

庭の工事もお引き渡しに間に合いそう。

足掛け４年をかけての家づくり。

素敵なお家に仕上がって、

携わらせて頂いて、

心からよかったなと思います。

ちなみにお隣ではご兄妹のお家も、

絶賛、工事中。

準防火で設計→商店街で解体→造成→新築→新築

う〜ん、大変勉強になりました！

そんなプロでも唸るお家の完成見学会は、

９月　

１６(土)・１７(日)・１８(月)

の三日間。

弊社はご予約制となっておりますが、

しつこい営業はございません。

この機会をぜひ、お見逃しなく！

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