今回は家を建てる前、土地を購入前にも、
土地を購入後、家を建てた後でも、
お役に立つ情報をブログにします。
【土地の揉め事でよくある敷地境界線】についてです。
ご年配の方たちはご自分の敷地(土地)を
よく『屋敷』と仰られます。
今回は我が家をケースモデルにご説明。
我が家の場合は、
新築時にはモデルハウスとして使用しており、
お隣にご迷惑をおかけするので、
フェンスをこちらで施工させて頂きました。
赤線から矢印が我が家の敷地。
つまり、フェンスはお隣さんの物です。
お隣さんが心優しい方で、
快く了解くださったので施工に至りました。
当然、勝手にしてはNGです。
『境界ピン』と呼ばれるものが打ち込まれている場合。
非常にわかりやすいです。
古い土地の場合、国土調査(市役所)のピンがあれば、
わかりやすいのですが、
存在しない場合には、測量やご近所(土地の利権者)と
立ち会いが必要になります。
新築時(13年前)に植えた妻のお気に入りのハナミズキ。
赤線からお隣に越境(はみ出している)しています。
お気に入りといっても、
余談ではございますが、
妻がお手入れする訳ではございません。
そこで末っ子の教育も含めて、
我々が出動。
もちろん、お隣さんの敷地に入らせて頂く許可を得ています。
ハナミズキの形が変わってしまいますが、
こんなに伸びるとも思ってませんでしたので、
致し方ございません。
奥の方に見える樹木は某製紙会社さんのもの。
こちらに越境はしてませんが、
落ち葉がいっぱい落ちてきます。
まぁお互い様というところもあるでしょうか。
土地を新たに購入する場合、
分譲地ですと境界ピンで明確になっていたり、
親切な不動産屋さんの場合、
きちんと現地説明くださると思います。
境界ピンがない場合など、
目安(100%ではない)になりますのが、
コンクリート境界擁壁の『面取り』と言われる矢印の部分です。
面取りしている部分が境界になっている場合が多いです。
ただし目安です。
建て替えの場合や、中古住宅、古くからの土地などの場合には、
稀ではありますが、境界が不明確であったり、
ご近所で誤解の糸が絡まったままの場合もございます。
お話し合いで済む場合には、
お互い立ち会いをして、こちらでピンを打ったり、
書面に残してサインを頂いたりする場合もあります。
複数人が関与する場合や、
なかなか解決しない場合には、
土地家屋調査士さん等の専門家に立ち会いをして頂きます。
土地のことで揉めてしまいますと、
後味が悪かったり、ご近所付き合いがよろしくなくなったり、
子供や孫の代まで引き継がないよう、
百害あって一利も無いと思いますので、
きっちり解決することをお勧めしております。
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