秋晴れのとある日。
ある人物とお客様の現場をひたすら廻りました。
何やら事細かくメモしている
ビシッとした後ろ姿がカッコいい。
話題のホームインスペクターさんが
東京からはるばる四国中央市へ。
インスペクターとは、監査者、検査者という意味。
ホームインスペクターは下記を参照ください。
https://e-home-inspector.com/profile/
瑕疵担保責任保険による通常の検査は勿論なのですが、
正直実際のところ建築基準法で
細かいチェックや是正効果は、ほぼありません。
一生懸命にいい家を造ろうとしても、
気持ちだけでは実現できるはずもありません。
私たちも知らなかった細かい所や超専門的な事を教えて頂いたり、
品質向上のためのアドバイスを受けました。
逆に弊社の職人さんたちが気を遣って
繊細な仕事をしてくれているヶ所も教えてもらいました。
例えば、家の大切な基礎の重要な鉄筋。
その鉄筋を結束する結束線という物があるのですが、
ステンレス製を使用しているのは勿論の事なのですが、
結び目を内側に向ける配慮。とか。
こちらは現場が広くて作業がしやすいという利点はあるのですが、
仮設屋さんがフェンスを揃えてくれていたり、
基礎屋さんの仕事も勿論なのですが、
道具や資材の整理整頓がなされている点など。
是正ヶ所の指摘や対応、仮設準備に関しては
弊社の監督が実際に行ってくれておりましたが、
私自身も毎日同行している訳ではございませんので、
社員さんや協力業者さんの影の努力を改めて知る機会になりました。
造作が進むお客様の現場では、
サーモグラフィーカメラによる断熱欠損の確認。
画像のブルーの部分が断熱材。
オレンジの部分はガラスです。
もし、断熱に欠損があればブルーの部分に
オレンジ色のヶ所が見つかる訳です。
そして私的にかなり重要な防水検査。
家の寿命を縮める最大の要因は『水』だと言われます。
雨漏り、結露です。
外壁を貼ってしまうと全く見えなくなってしまうのですが、
その内側にあるこの防水紙が一次防水といって、
家を雨から守るめちゃめちゃ重要な役割なのです。
そして家族の命を守る重要な構造。
構造材と構造金物の検査。
ちょうどこちらの工事現場は
大工さんが天井下地を組んでいる最中で、
『すごい丁寧ですね!』と
全国の工事現場を見ている方に言われると
私も嬉しくなりました。
知識の探究や技術の追求は『品質』向上のため。
品質を向上させるのは、『いい家』をつくるため。
今回のインスペクションで
私たちクリエイトの全国での
品質レベルを知ることができるので
ドキドキ、ワクワクしています。
今回、インスペクションしていただいたのは、
住まいと土地の総合相談センターさん。
代表の市村さんのビジョンは、
『日本の建築基準法を変えたい』
と国を巻き込む壮大なものです。
優良認定された住宅会社さんの推薦無くして
インスペクションを受けることすらできない、
なかなか厳しいお方です。
インスペクションを受け、
現場実測を元に協議された上で優良と認定されれば
書籍に掲載してもらえます。
その結果は、また後日お知らせ致します。
クリエイト伸の家づくりに興味のある方は「来店予約をしたいのですが…」
とお気軽にお問合せください。