現在の日本の木造住宅の屋根は板金(ガルバリウム鋼板)が非常に多くなってきているようです。
かく言う弊社でも多用しております。
※弊社比率 板金屋根60%:瓦屋根40% 今年度参照
一般的には竪ハゼ葺き(たてはぜふき)が標準的で最も多いです。
今回は私のお気に入りの葺き方をご紹介。
通常の板金屋根より、つなぎ目がちょっとボコッとなっています。
真正面から見ると昔の瓦のように見える事から
瓦棒葺き(かわらぼうふき)と言います。
離れて見て見ると一般の方には、あまり違いが分かりません。
真正面から見た時の和モダンな雰囲気がお気に入りです。
瓦ですと勾配(屋根の角度)が雨漏り対策のために3.5寸〜4寸。
緩勾配用瓦でも2.5寸必要です。
板金は瓦よりも勾配を緩くすることが可能で、横からの見た目も薄くできるので、今時と申しますか、シュッとしてオシャレに見えたり、シンプルに整えたい時などは有効です。
今回のお家のテーマは『平屋』と『和モダン』がテーマでしたが、瓦屋根ほどの勾配があると違和感があったので板金を採用しました。
が、どうしても和モダンには遠かったので、『瓦棒』を採用しました。
瓦棒には『丸』と『四角』があるのですが、私は丸の方が好きです。
ただ、竪ハゼより少し費用がかかってしまうのが難点ではあります。
それ以外にも、『横葺き』また横葺きにも種類がございます。
一般的に『屋根』の葺き方までご興味を持たれる方は少ないかと思うのですが、この記事を読まれてご興味が湧いた方は是非、ご質問ください。
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