今年はお正月前後にようやく雪が降りましたね。
なんだか冬っぽい。
昨年は、かなり暖冬だったように思います。
雪が舞い散る中、出社しますと1年目の大西がゴシゴシ洗車をしております。
『最早、水ではなく氷です・・・』と。せめてお湯でやれば良いのにと思いつつも、自分も若い頃は手が動かなくなるほど、かじかむ中で外仕事をしていた記憶が蘇りました。
弊社独自の文化と申しますか、今時では少し考えられないような作業かもしれません。
※強制ではありません(笑
上棟工事ともなりますと、前日の夜に準備。
当日の朝は6時には出社して、尚且つ現場には大工さんより早く行く。
通常、現場は大工さんに任せっぱなしで現場監督が行かない、後から行く、若しくは現場監督そのものの存在がない。というのが一般的になってきてしまいました。
上棟工事も目立つのは大工さん。
コツコツと安全対策をしたり、清掃をしたり、お客様が来られる準備をしたり、現場監督の仕事は非常に地味ですけれど、責任は大きい。
お客様の対応、社内での調整、職人さんたちとのやり取り。
私も職歴で経験があるのですが、非常にハードルの高いポジションです。
昔はノイローゼになる方や最悪は自殺される方もおられました。
そういった背景からか現在は現場監督という存在自体が少なくなってきています。
家づくりも現在は写真の綺麗さやユーチューブなど、華々しい部分や理論的な事のみがクローズアップされる時代ではありますが、どんなに良い設計や接客が出来たとしても、最終的に家の品質を決めるのは【現場】です。
光が当たりにくい現場監督などのポジションにも称賛される部分をつくりつつ、雪の降る寒い中でも洗車できる人間的な基礎能力も高め、品質を保つ地味な仕事をこなせる人材育成もしていきたいと思います。
クリエイト伸の家づくりに興味のある方は「来店予約をしたいのですが…」
とお気軽にお問合せください。