１月２１(土)・２２(日)の週末は、

『お家のコーディネートと構造の勉強会』という名の

『見学会』です。

※四国中央市の構造見学会は２２(日)のみとなります。

こちらはお庭の最終調整をしている

新居浜市の完成見学会。

青い空に漆喰の塗り壁が映えてます。

室内も無垢の床をはじめ、

自然素材たっぷりの心地よい可愛らしいお家となっております。

見学会ご予約はこちらから▶ https://bit.ly/3kssSEa

こちらは四国中央市金生町の【構造見学会】会場。

完成見学会はいつもご紹介させて頂いておりますが、

構造見学会は実に３年振りくらいに

なりますでしょうか。

寄棟（屋根の形状）にコの字型の平屋が目印です。

こちらは室内からの通常の断熱材に外側から

付加断熱（＋アルファした）したネオマフォーム。

ネオマフォームはフェノール樹脂（世界初の人工合成プラスチック）

高断熱性、長期断熱性、耐熱焼性など兼ね備え、

断熱性が高いことを表す熱伝導率0.020W/m/kという

トップクラスの断熱材です。

基礎断熱にもネオマフォームを使用。

土間にも立ち上がりにもネオマを貼り付けているのは、

ヒートブリッジ（熱橋）を防ぐため。

一番上のモコモコは継ぎ目から熱をロスささないため。

ヒートブリッジは簡単に申しますと、

物は熱が伝わるので、

冬場、基礎が冷えてきて、その冷たさが内側へ伝わる。

鉄の棒の先を火で炙ると、

持ち手の方まで熱くなる現象と同じです。

ネオマフォームのカタログはこちらです。

https://www.catalabo.org/iportal/CatalogViewInterfaceStartUpAction.do?method=startUp&mode=PAGE&volumeID=CATALABO&catalogId=63331040000&pageGroupId=1&catalogCategoryId=&keyword=

そのネオマフォームの上から、防水紙を貼り付け

木造の天敵である『水』を防ぎます。

室内は壁一面の窓。

窓がついてはじめて室内に入った時は

『外から丸見えじゃん！』

と、外にいるのか中にいるのかわからないくらい。

でも心配いりません。

完成時にはアッと驚く仕掛けで、

プライバシーを確保します。

 

本当に全部を窓にしたかったのですが、

真ん中とその両端に柱が合計３本。

耐震等級３の構造計算によって、

どうしても必要な柱ですので、そこは工夫と技術でカバー。

構造計算も、

完全な注文住宅であるのと、

大開口等、間取りに無理をしていますので、

簡単な仕様規定の耐震等級３ではなく、

『許容応力度計算』による構造計算をしております。

※許容応力度計算とは、簡単に申しますと

ビルや病院など巨大な建物を建てる時に

絶対しなくてはならない構造検討の方法です。

冬場の低い太陽から、上手く日射取得できました。

天気の良い日は、窓を閉め切っていると、

大工さんは暑いくらいだとか。

こちらのサッシはAPW551と言いまして、

大開口スライディング（高さも幅も）の

とにかくでっかい窓です。

サッシ屋さんも今回が初めての納入。

もしかしたら四国初、愛媛初なのかもしれません。

木目が美しいのですが、

樹脂複合（アルミと樹脂）です。

※樹脂のみの方が計算上の性能は良い

APW511のカタログはこちらです

https://webcatalog.ykkap.co.jp/iportal/CatalogViewInterfaceStartUpAction.do?method=startUp&mode=PAGE&volumeID=YKKAPDC1&catalogId=10575460000&pageGroupId=1&designID=pro&catalogCategoryId=&designConfirmFlg=

 

太陽だけで、冬場にそんなにあったかいんなら、

『夏場は暑いんじゃないの？』

と思われるかもしれませんが、

夏場には【日射遮蔽】（強い陽射しを遮る）

レッドシダーが美しく映えている

深めの軒が守ってくれます。

※窓の高さによって適正な軒（庇）の出は決まります。

 

室内には吹きつけたモコフォーム断熱材の上から、

何やら保護するような緑色のシートを被せてます。

こちらは、

高断熱にすればするほどに

木造住宅の天敵である【結露】リスクを防止するための

措置です。

※木造住宅の寿命を縮める原因の89%が水と言われ、

結露、雨漏りを指します。

モコフォームのカタログはこちらです。

https://www.puftem.co.jp/service/wooden_product/

断熱性のを表す熱伝導率が0.040W/mkと

表記されていますが、

試験結果データでは0.034W/mkとなっております。

（数字が小さいほど性能が良い）

工事中測定の気密検査では0.2m2/㎝2の高気密。

高気密、高断熱に加えて、

・太陽光

・蓄電池（未設置）

・V2H（未設置）

※V2Hは太陽光から車に充電できるもの。

と言い出すとキリがないので、

室内に入られて、

『外と全然違うー！』

のを体感して覚えて頂けましたら、

幸いでございます。

性能や構造にご興味のおありの方は、

どこまでもお付き合いいたします。

では、ご予約お待ちしております。

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