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2024.03.08
けいぽんの日当たり良好 - 社長ブログ

鉄筋コンクリート住宅のリフォーム・リノベーションは難しい。

鉄筋コンクリート住宅のリフォーム・リノベーションは難しい。

本当に難しい。

クロスの張り替え等ならまだしも、

コンクリートの天敵=結露の対策をしておかないと、

延々にクロスも剥がれてきます。

『いや〜、本当難しいわ』と微笑むのは、

リノベーション、リフォームを専属でしてくださっている

東野大工さん。

『断熱、気密、クリエイトさんの仕事は勉強になる』と、

難しいという割にいつも楽しそう。

それもそのはず、

お客様ご自身が床が凹む、シロアリを見つけてしまった。

と異変を感じる時には、

床下とか悲惨な場合が多い。

その時、ついでにと外回りを見てみると、

コンクリートの爆裂、コーキングの硬化、塗装の剥離なども、

当然の如く、発生している場合が多い。

コンクリートの爆裂に関してはこちらを参考にしてくださいませ。

コンクリートが爆裂する原因と、おすすめの補修方法

 

弊社の場合は、何度か調査にお伺いし、

必要であれば天井や床の一部を解体させて頂いて、

最終的には『目視』確認する場合もあります。

調査〜計画〜お見積もりを経て、

そのまま残す部分と解体する部分が出てきますので、

基本的には、手壊し(手作業解体)になります。

ガッツリ断熱改修や耐震補強する場合は、

躯体(建物構造体)を残し、

全解体のスケルトン。

土の性質が悪かったり、量が多い場合には、

それも手作業で搬出。

画像に写っている配管関係もせっかくなので、

全撤去でやり直した方がいいです。

例えばキッチンの排水管は油で、

半分以上が詰まっている場合も多いです。

ご予算の都合上、

そのままにする部分の床下。

床を支える『束』と『束石』が、

昔なので結構、雑。

コンクリートブロックの破片にちょこっと載せている。

そら床も凹むわな。。。という感じです。

新しい部分と古い部分の繋ぎ目が合わせにくい。

グリーンのラインはレーザー水平器。

当然ながら7ミリ前後、斜めっていました。

それを出来るだけ合わせていきます。

お客様が一番悩まれていた床下問題。

悪い土を撤去、砕石を敷き込んでからのシロアリ土壌処理。

尚且つ、防湿シートを敷き込んで湿気が上がってくるのを止める。

クラック防止にワイヤーメッシュ筋も敷いた方が◎。

 

その上からさらにコンクリートを打設。

今回の工事では触らない予定の床下は、

見つけてしまったので、放っては置けない。

手の入る範囲で束石をコンクリート打設で製作。

木の束も鋼製に変更。

 

コンクリートの上に床組をします。

現在ならとんでもないお話ですが、

昔は床下に断熱材が入っていないことが多いです。

 

床下は通気工法なので、

今回は床下断熱にて対応。

この時に断熱材を根太と根太の間に入れるのですが、

出来る限りピッチリと隙間のないようにすれば、

ある程度、気密も確保できます。

 

なかなか計画通りにはいかない部分や

工事を始めてみないとわからない部分も多いので、

現場で何度も納まり(仕上げ方)の打ち合わせ相談を繰り返します。

もちろん、

お客様に了解を得たり、現場に足を運んで頂くこともしばしば。

そして一人で黙々と仕事をする東野大工さん。

技術のある大工さん、職人さんが減っている中、

この本物の作業フォルムがカッコいい。

社長してなかったら、是非とも弟子入りしたいくらい

尊敬している大工さんの一人です。

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