2019年最後を飾らせて頂くのは川之江町の
【アトリエ建築家とつくる高気密・高断熱の家 R+house】のお家です。
先週の見学会にもご来場くださいましたお客様、何より大切なお家をお貸しくださったK様、
誠にありがとうございました!
R+houseのサイトはこちらです。
完成見学会や暮らし出されてお客様が目にするお家の風景はこのようないい感じの雰囲気かと思います。
そのいい感じに到るまでには沢山の職人さんたちの協力が必要です。
その中でも一番お家に長く携わる大工さんの技量やリーダーシップの影響が大きい。
家の良し悪しは大工さんによって決まるとも言われています。
例えばアールコンパネと呼ばれるもので壁をつくります。
クロス屋さんや左官屋さんによって、このように仕上げられますが、大工さんの下地が悪いといくらクロス屋さんたちが頑張ったところで綺麗なアールの壁はできません。
トイレの棚も後からでも取り付けれるのですが、できればしっかりしたものがいいですよね。
壁の下地の段階で棚板を仕込んでおくのがやはりしっかりして良いです。
パッと見てただの棚板でも、このようにかなり事前に施工されているのです。
一見、何の変哲もないこちらの壁。職人さんから見るとすごく丁寧なのです。
例えば天井と壁の隙間がほとんどありません。
ビスのピッチ(打つ本数)やビス1本1本の埋め込み深さも家の長持ちに影響します。
この時点での施工が悪いと壁が割れて来たり、クロスがいつまでたっても隙間が空く、シワになってくるという現象が起きます。
ちなみにお見かけしたことがあるかと思いますが、天井と壁の間に廻り縁という画像のような物を取り付ければ施工精度は隠せます。
しかし、天井と壁の境界線を無くすことで広々とした空間演出や見た目のオシャレさをつくる事ができません。
こちらは階段を施工した後の養生。人知れない事ではありますが大工さんのこういった一つひとつの気遣いや丁寧さが仕上げりの綺麗なオシャレな家を造ってくれています。
また、断熱性能や気密性能も仕様の良し悪しもございますが、どんなにいい素材でも技術が無い人がつくるのと技術がある職人さんがつくるのでは最終的に雲泥の差が出て来ます。
例えば、築地の高価な本マグロを素人の私が料理するのと一流の料理人が料理するのでは、素材は一緒でも料理として出て来た時の見栄えや味に違いがあるのは想像するに容易いですよね。
そのあたりの建築技術等にご興味があります方は、
【家づくり勉強会】に是非ご参加くださいませ。
こちらのR+house仕様の家の見学会は、
12月14日(土曜日)15日(日曜日)の二日間限りです。
本年最後の見学会となります。寒い冬には高気密・高断熱の家の性能がより分かりやすいかと存じます。
ぜひぜひご予約してみてください!
クリエイト伸の家づくりに興味のある方は「来店予約をしたいのですが…」
とお気軽にお問合せください。