設計部 石原です。

過去のblogでもご紹介させて頂いていますが、お家を立てる前には敷地の調査をさせて頂いています。

実はその前段階で各種法令・都市計画による制限、給排水などのインフラ設備の調査というものがあります。

①事前法規調査

近年は各自治体もインターネットでの情報提供を行っていますので、都市計画による「用途地域」、「地域地区」、防火関係の制限がないか、などをデスクで調べられるだけ調べます。

例えば用途地域が分かれば容積率・建蔽率の制限、各種斜線制限の有無などがある程度判断できます。

土地の登記情報などインターネット上で資料請求できるものはこの段階で収集します。

②役所調査

事前法規調査をもとに役所の各窓口で追加の資料請求したり、敷地や法令の条件の微妙なジャッジが必要な場合は協議したりします。

例えば、四国中央市なら市役所本庁舎や防災センターなどを回って必要な情報を収集します。

これらで得られた情報を整理して現地に赴き、あるいは整合性をチェックするため「敷地調査」を行うわけです。

お家づくりと行政、各種法令は切っても切れない間柄です。

ひとつづつ積み重ねながらいいお家づくりに努めていきます。