家づくりは人生で最も大きな買い物の一つです。
しかし、家づくりの際に予算を適当に決めてしまう人が多く見受けられます。
ここでは、家づくりをする際に避けるべき予算の決め方についてご紹介します。
既に予算を決めた方は、ぜひ自身の予算の決め方と比較してみてください。
また、これから家づくりの計画を進める方は、参考にしてください。
初めて家を建てる際に、自分たちがどれくらいの予算をかけられるのか不安になることが多いと思います。
そのため、住宅会社に相談に行くことが一般的です。
しかし、住宅会社の営業担当者が『住宅の資金計画』について十分な知識を持っていない場合、年収から算出される最大借入額だけを基にした提案をされることがあります。
年収から算出された最大借入額だけで予算を決めると、どのようなリスクがあるのでしょうか?
実際の数字を用いてご説明いたします。
まず初めに、年収から算出した「最大借入額」を表にしてみましたので、ご覧になってください。
年収 | 返済比率 | 最大借入額 | 対年収比 |
---|---|---|---|
350万円 | 30% | 2,858万円 | 8.16倍 |
400万円 | 35% | 3,810万円 | 9.52倍 |
500万円 | 35% | 4,763万円 | 9.52倍 |
600万円 | 35% | 5,716万円 | 9.52倍 |
800万円 | 35% | 7,621万円 | 9.52倍 |
1,000万円 | 35% | 8,000万円※ | 8.0倍 |
フラット35利用を想定 金利1.5% 借入期間35年で計算
※フラット35の貸付上限金額は8,000万円
フラット35の試算条件では、融資金利が借入額の算出金利として用いられます。
このケースでは、金利1.5%で計算しています。
驚いたことに、金融機関が貸してくれる最大金額を計算してみると、年収の8倍から9倍に相当する金額まで融資される可能性があることがわかりました。
「こんなに多くのローンを借りられるのか!」と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで注意が必要です。
住宅ローンを借りる際に覚えておかなければならない重要な言葉があります。
それは、
借りられる額と返せる額は異なる!
ということです。
クリエイト伸の家づくりに興味のある方は「来店予約をしたいのですが…」
とお気軽にお問合せください。