家を建てるには、まず土地が必要です。
ご親族から譲り受けたりもありますが、多くの方が住宅を建てる際に、まずは土地選びをおこなうかと思います。
「どんな家を建てるか」と同じくらい、「どんな場所に住むか」もとても重要な要素です。
これから家づくりを検討している方や、すでに土地選びを始めている方へ。
選択の参考情報として、【分譲地】と【宅地(単独地)】の違いや注意点についてお伝えします。
まず、分譲地と宅地(単独地)はどちらも住宅を建てるための土地です。
しかし、これらには土地の状態や家を建てる際の制限などに違いがあります。
土地の登記記録に記載される地目の一種です。
「建物の敷地およびその維持や効用を果たすために必要な土地」と定義されており、店舗や工場を建設する際にも利用されます。
宅地は「単独地」とも呼ばれ、単に住宅を建てられる土地という意味合いが強いです。
※「地目」とは、土地をその利用状況に応じて分類したもので、家が建っている土地は「宅地」、農地は「田」や「畑」など、20種類以上の地目があります。
宅地の一種である分譲地は、不動産会社などによって広い土地が区画整理され、住宅用に特化して販売されている土地です。
それでは、宅地と分譲地それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう!
■ 宅地(単独地)のメリット
メリット① 好みの施工会社を自由に選択可能
宅地に建物を建てる際の最大のメリットは、自由度の高さです。
施工会社を自由に選ぶことができるため、工法やデザイン、設備などの選択肢が豊富になります。
メリット② 希望通りの間取りや内外装が実現しやすい
間取りや内外装の希望を自由に叶えられる点も大きなメリットです。
建築の期限に縛られることなく、家族のライフスタイルに合わせてじっくりとプランニングできるのも魅力です。
デメリット① インフラ工事に費用がかかる
電気、ガス、水道などのインフラ工事が整っていない場合、自分たちで手配して整備する必要があります。
そのため、追加のコストが発生します。
デメリット② 建物を建てるための整備が必要な場合がある
宅地に建物を建てる際には、整備が必要になることがあります。
例えば、隣接する家や道路との間に擁壁を作る必要がある場合や、境界が明確でない敷地の整備が必要な場合があります。
■ 分譲地のメリット
メリット① 購入価格が明確
不動産会社が土地を一括して区画整理するため、開発コストを抑えることができます。
このため、消費者にとって手頃な価格での購入が可能となります。また、購入価格が明確であるため、土地と住宅をセットで購入する場合の予算を立てやすくなります。
メリット② インフラが整備されている
区画整理された土地は、電気、ガス、水道などのライフラインが既に整備された状態で販売されます。
そのため、インフラ整備の追加コストが不要で、すぐに住宅を建てることが可能です。
デメリット① 土地の広さを選べない
分譲地は既に区画整理された状態で販売されるため、購入者が土地の広さを自由に選ぶことはできません。
購入した分譲地の面積や形状に合わせて家を建てる必要があります。
デメリット② 施工会社を選べない
分譲地では、ハウスメーカーや工務店が既に決まっていることが多いです。
そのため、間取りや内外装の選択肢が限られている場合があり、自分の希望通りにカスタマイズすることが難しい場合があります。
「分譲地」と「宅地(単独地)」の違いやそれぞれのメリット・デメリットを理解し、自分たちの希望やライフスタイルに合った土地選びをすることが重要です。
クリエイト伸では、土地選びからサポートさせていただいております。
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