2026.4.11
【検証】断熱等級7は+360万円??工務店社長がコスパ最強の断熱性能を解説!
こんにちは!クリエイト伸です。
最近、家づくりでよく耳にする「断熱等級(住宅性能)」。 「電気代が高騰しているし、性能は高いほうがいい!」「将来を考えて等級7にしたい」という声を多くいただきますが、同時に気になるのが「初期費用(コスト)」ですよね。
果たして、等級を上げるための追加費用は、将来の電気代で元が取れるのでしょうか?
今回は、具体的なシミュレーションを交えて解説します!
目次
📊 断熱等級を上げると、初期費用はいくら増える?
まずは、一般的な断熱性能(等級4)を基準にした場合の、初期費用の増加目安(※)を見てみましょう。
- 等級4 → 等級5: 約+40万円
- 等級4 → 等級6: 約+90万円
- 等級4 → 等級7: 約+360万円
等級5・6までは現実的な追加費用ですが、等級7になると一気に360万円もコストが跳ね上がります。
これは、断熱材の厚みやサッシの性能を大幅に上げる必要があるためです。
が、今度はその機器の交換費用も考えておく必要があります。
⚡ 気になる「電気代(冷暖房費)」はいくらお得?
次に、それぞれの等級での年間電気代(冷暖房費)の目安(※)です。
- 等級4: 約20万円/年
- 等級5: 約15万円/年(▲5万円)
- 等級6: 約10万円/年(▲10万円)
- 等級7: 約5万円/年(▲15万円)
性能が上がるにつれ、冷暖房費は確実に安くなります。
て合計すると、50年間でかかる維持費の総額は…… なんと 約2,900万円 〜 3,000万円 にも達します。
⏳ 結局、何年で「元」が取れるのか?
ここが一番重要ですよね。初期費用の増加分を、削減できた電気代で回収するのに必要な年数を計算しました。
- 等級5: 約40万円 ÷ 5万円 = 約8年
- 等級6: 約90万円 ÷ 10万円 = 約9年
- 等級7: 約360万円 ÷ 15万円 = 約24年
等級5と6は、住宅ローンの支払い期間中(約35年)に十分に元が取れる、非常にコストパフォーマンスの高い選択だと言えます。
一方、等級7は回収に24年もかかるため、「元を取る」という視点だけでは、少し慎重な判断が必要です。
(※)建築条件や電力会社により数値は変動します。あくまで目安としてご参考ください。
🏡 結論:コスパ最強の断熱性能はこれ!
シミュレーション結果を踏まえた、私たちの結論です。
「等級7」は、コストより「究極の快適性」を求める方向け 回収年数は長いですが、「家じゅうどこでも、真冬でもTシャツで過ごしたい」といった、性能そのものに強いこだわりがある方には素晴らしい選択肢です。
コスパ視点での正解は「等級5〜6」 費用対効果が非常に高く、快適性と家計への優しさを両立できる、今最もおすすめの性能です。
「等級4」は今後おすすめしません 今の建築基準では、将来的に「性能不足」と感じる可能性が高く、家全体の資産価値や快適性の面からも避けたほうが賢明です。
📌 補足:瀬戸内エリアでは「日射対策」も忘れずに
断熱性能を上げることは、電気代だけでなく、ヒートショックを防ぐなど「健康面」でも大きなメリットがあります。
ただし、私たちの住む瀬戸内エリア(四国中央市など)は、冬の寒さもさることながら、夏の暑さ(日射)対策も非常に重要です。
ただ断熱材を厚くするだけでなく、「夏の強い日差しをどう遮るか(軒の長さや窓の配置など)」を合わせて考えることで、初めて「夏は涼しく、冬は暖かい、コスパの良い家」が完成します。
クリエイト伸では【家づくり個別相談会】を随時開催しています。
- 「断熱等級6にするのと、太陽光を載せるの、どっちが優先?」
- 「今の予算で、どこまで性能を上げられる?」
- 「住宅ローンの金利上昇が不安で、資金計画を見直したい」
どんな小さなお悩みでも構いません。
アドバイザーの私と一緒に、納得のいく答えを見つけていきましょう!

また、今回のブログ記事の元となった動画をYouTubeで公開しておりますので、ぜひご覧ください♪
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